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FRIJENNO MAGNANNO

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口中調理

多数決とは時に
とんでもない間違いをおこす。
最近のEUの問題でもそうだが、
日本の外食の世界でも
困った状況が起きている。

「健康志向の人間が
増えているので
素材の味を生かした
薄味の料理の店が
流行ってきている。」


ここまではいいんだが、
味のついてない料理を出して
薄味と勘違いしている店が
やたら多い。
またこれらの店を
世の中の80%を占める
味の判らない奴らが
「流行」として支持するので、
素材の味を引き出すのに
必要な最小限の塩を打つことすら
ビビってできない料理人も
どんどん増えている。
うちの店では
パスタでも肉でも
ぎりぎりまで
攻めの姿勢で
塩を打つ。
塩辛くなる寸前が
最も旨いからだ。
同業者によく
「万が一塩辛くなってしまったら
どうするんだい?」って
聞かれるが、
そんな時は
次の料理に味を付けずに出して
いっしょに食ってもらえばいい。
運がいいことに
我々日本人は
世界で唯一口中調理のできる
人種なんだから。(笑)

たまには失敗(塩しすぎる)するけど
そんな時は
お客が減るだけで
命まで取られるわけじゃない。
ボケた料理をつくってると
いつまでたっても
まっとうな客は
来ないぜ!

PS 「真っ当で味のわかる客は来ないが
人気の飲食店」そんなところに1分たりとも
居たくないね~。
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by f-magnanno | 2016-06-28 06:18 | Comments(0)
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